釣りみたいな事を書き殴っても仕方ないので
正直ル=グィンが夜の言葉の中で
「辞書と文法書を買ってきなさい。
タイプライターもあると良いかも知れません。
それ以外は全部捨ててしまいなさい」
と書いてた以上に正確な創作のやり方なんて存在しないんだが
きっと不安なんだろう。
どうやったら面白いストーリーが描けるのか。
どうやったら計算された展開や計算された伏線を貼ることが出来るのか。
何らかの設計書(所謂プロット)のようなものがあり、それを作ることで自分もそれなりに上手く書けるのではないか。
しかし、どうやってそれを作ればいいのか分からない。だから誰かに教えて欲しい。
有効な設定の作り方とはどんなものなのか。
上手な文章を書くには練習しかないのか。そもそもどういう文章がいい文章なのか。
文字数はどれくらいが最適なのか。
テーマは大事なのか。
etcetc
んじゃまず私のオリ小説から適当に伏線について例を:
と思ったが私は伏線なんて全く考えないからそんなものの例が一つもない!
私は計画して伏線なんて一つも考えないぞよ。
登場人物があらかじめ彼ら彼女らが考えられる範囲で先のことを考えて行動してるだけ。
実際にそうなるかどうかなんて知らんし、多数の登場人物の思惑が複雑に絡み合えばそう単純には運ばないってだけ。
伏線っぽいものが結構張ってあるけど、あれは全部そうやって書いた事の羅列が残ってるだけ。
将来的に解決されそうだが今は到底無理な懸案事項を並べたりもしてるが
プロット?
私は同じく作ったこと無いよ?
同じ事を何度も考えて楽しいの?
仮に最初から最後まで全部の内容をどういう風に連鎖させるのかがあらかじめ決まってるとして、そんなのを文章に起こす作業して楽しいの?
文章に生命を吹き込めるの? 魂の炎に火をくべることが出来るの? それで作中の世界が緑を育み生命が育つ事が出来るの? そんな作業はプロットを入れれば勝手に作品を書いてくれる高性能な機械か何かだろ。
大量の作品を生産しないといけない立場にある人がプロットを必要とするのは事実だろうが、私は嫌いです。後述のような偉そうな理由じゃなくて、単に同じ事を何度も書くのが嫌いだから
で、プロット無しでどうやって書くのかって?
物事の因果関係を考えろ。ただそれだけだ。
そこにテクニックも何も無い。
「お腹がすいた」と書いたらその後どう続ける?
「何か食べよう」かも知れない。「だけど我慢した」かも知れない。「食べる元気もない」かも知れない。
いちいち枝葉を増やしても仕方ないので例を一つに絞ろう。仮に何かを食べたとしよう。
では次にだ。
「エビフライを見つけて食べた」
ここですぐに「満足して遊びにいった」だのと続けるのは簡単だ。しかしここで想像力を働かせて欲しい。
そのエビフライは何故家に都合よくあったのか。そのエビフライを買うために何円使ったのか。そのエビフライを料理する時に何があったのか。そのエビを釣った漁師はどんな人なのか、また漁師の家族はどうか。エビは海にいる間何を考えていたのか。海の仲間はそのエビがいなくなってどう思ったのか。
こういう事をともかく考えるといいと私は思うが、別に他の方法で書けるなら私はそれでいいと思う
設定の作り方について:
世界地図だけじゃなく、作中に出てくる街の地図も作ること。
水源があるのかどうか。井戸は住宅街にもあるのか。広場にだけあるのか。商店街や市場は住宅街からどれくらいの距離にあるのか。墓地はどの辺りにあるのか。道はどう広がっているのか。店や井戸から遙かに遠い位置に不自然な家があったりしないか。気候や風土にあった都市設計になっているのか。例えば人口密度が高すぎて疫病のような災害が発生する可能性はないか。道がおかしくて住民の生活が不便ではないか。どういう仕事があるのか。
この辺は設定好きの人はみんなやってると思うんだけど、さらに
全ての家の住民に名前をつけ、さらに交友関係まで設定した方がいい。
例えば家が三件並んでいて、右の家の奥さんは真ん中の家を嫌っているとか、左の家は事業家で困ったときに助けてくれるのだがトラブルメーカーだとかそういうのを、作中に登場しない部分まで全部考える必要がある。この例ならば簡単だが、実際は都市一個分の交友関係を考えるのだからとても骨が折れる。
でもこれやってみると楽しいよ。やってみな! 無論、これを考える際にどの家が地図上のどの場所にあるのかも加味すること
登場人物については家系図を書いた方がいい。
これは本当に本当。祖父くらいまでは辿った方がいい。
大体、どこかで別な登場人物のじいさん同士が知り合ってたりするから。
書けば分かるけど、そうならないと辻褄合わなくなる
いい文章とは:
私のような入り組んでて分かりにくい文章は悪い文章です。
じゃあ逆に分かりやすくて誤解の余地がないほど文法的にはっきりと定まっていればいい文章なのか。
それも違うと思います。だって読んでて想像すら出来ないじゃん。意味が明白なんだから。
って訳で書きたいように書けばいいよ!
文字数:
文字の数じゃなくて内容の数で話せよ!
誕生日にケーキとプレゼントを貰う話が原稿用紙100枚もあったって困るだろ。
内容がどれくらいあるかであり、それが過不足無く詰まっていれば文字数はもはや関係ない。
内容が充足していて過不足無いってのは例えば
「誕生日を祝って貰って」「次の日はいつもの生活に戻った」とかそういうのだ。
「誕生日を祝って貰って」「怪獣が出てきた」じゃあ内容が不足。
だって怪獣が何なのかとか何しに来たのかとか書いてないから。ナンセンスならそれもありだけど、そういうのは置いておこう。
んでその内容を多すぎず少なすぎず書き終えた文字数がまさに最適な文字数です。
よかったね!
テーマについて:
私のオリ小説はかなりテーマが前面に出ています。
テイルズワンダーで言えばこのテーマは
「人生を迷走する女性が、自己を発見し自分らしく生きる」
「死と交換可能なほどの生を全うする」
というテーマで成り立っています。しかし私は最後のディアナ=トレイシーの心内文
――ああ、あたしは今とっても幸せだ。あたしは死ぬことが出来るんだ。
を書くまでこのテーマに微塵も気付いてなかった。
つまり書き手は最後の最後までテーマに気付いてもいなかったと言うことだ。
だけどちゃんとテーマが現れるんだから、別にテーマなんて決める必要なくね?
何かまとまりないけどお昼になったから終わり
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